「越城節」
八重山民謡の中で最も重厚感のある難曲と言えば、真っ先にこの歌があげられるだろう。
この曲に最初に触れたときは、ん~~~難しい~~~!!そう思った人は少なくはないと思います。私もこの歌をはじめて聞いたときは、
♬ウ~~~~~ イ~~~~~~ ウ~~~~~♬(笑)母音をうなっているだけ、(笑)みたいな、そんな印象の歌でした。
八重山古典民謡保存会のコンクールの最優秀賞の課題曲であるため、練習を始めたのはいいが、歌ってる本人も工工四の何処を歌っているか分からない。そのような状態をぬけられたのは、そうとう時間がかかったのは言うまでもない。(笑)
時間をおいて久しぶりに、歌おうとしても、いまだに、工工四がないと記憶もおぼつかないのである。
さて、本題の歌について、
この歌は新城上地島(パナリ島)の越城という村に絶世の美女、姉イマラ、妹ユブサという姉妹がいました。その姉妹に逢いたい、話してみたい、あわよくば触れてみたいと村の青年たちが思いを馳せる様子を歌った詩である。
作家はこの島、新城村与人に拝命された黒島当応氏で、このいきさつを聞いて作曲したそうである。
その後の話、姉のイマラはこの作家の愛妾になったみたいである。
今も昔も女性が望むものは、変わらないな~~~
男性もそうか(笑)WWWWWW
平民よ頑張ろう!!
越城節
♬1.越城ヤゥ イマラにヤゥ うりょう 妹ぬヤゥ ユブサにヤゥ ♬
♬2.イマラにぬ 生まりや ユブサにぬ 生まりや ♬
♬3.イマラにぬ いらまぬ 煙草ふきでぃ やるな ♬